不登校を振り返って、当個別指導塾で不登校を抜け出した生徒さんの感想

不登校の「渦中」から抜け出して思うこと

不登校・引きこもりを正しく理解する

「何にこだわっていたんだろう」
「何を恐れていたんだろう」
ってみんなが口を揃えていう言葉です。
 
 
 
 
・この世の終わりだった。
・地球が最後になればいいと思った。
・勉強についていけなくなる
・周りからなんて思われるか怖かった
・友達なんか一生できない。
・不登校って、知り合いの人に思われるから怖くて昼間は外出できなかった。
 
 

こんな、
「見えないもの」
「感じるもの」
「まだ起きていないこと」
ばっかり頭の中でこねくり回し、
 


そんな
「恐怖」と
「不安」と
毎日毎日戦ってものすごく疲れていたとのこと。



夜中に恐怖が襲ってくるから
その恐怖から逃れるため
「ゲーム」に没頭していた。だから、昼夜逆転する。簡単なこと。
 


「引きこもり」という言葉の呪い

そして、その戦いは、
自分自身だけかと思っていたのに、
家族揃ってみんなでその恐怖と戦っていた。
 
 
 「常識」に縛られている



 家族全員、「常識」という見えない縄に
がんじがらめになっているから、
学校がある時間は一歩も外に出れない。
「お前、学校休んでサボってるじゃん」
って指を差されるのを想像すると、
怖くて怖くて外に「鬼」がいるような恐怖を覚える。
 
  
自分の中の、
「当たり前」が人より断然狭い。
そして、家族揃って全員「視野が狭い」。
だから、みんなで笑ったことがない。
みんな自分勝手で、
みんな無口になっていた。
そのうち、誰のことも無関心になっていった。
 
 


家族の誰か一人でも
「不登校なんてどーでもいいよ」
って声を出してくれれば
また違ったのかもしれない。



でも、当時は、
「ちゃんとしなきゃ」
っていう言葉に縛られていた。
「ちゃんとしていない人は恥」
「ちゃんとしていない人は生きている価値がない」
そこまで自分を追い詰めていた。
なぜなら、
「私のことで両親は毎日喧嘩してた」
「お母さんを責めるお父さんの声」
「自分は悪くないというお母さんの声」
「私の居場所はなかった」



「楽しむ」という言葉を使う先生を憎んだ

早く大人になりたかった。
大学生になって家を出たかった。
一人暮らしをしてみたかった。
毎日、両親の喧嘩している声はもうウンザリだった。





一番最初にマリコ先生の塾を訪ねた。
「不登校でも楽しめば?」
って言われて腹が立った。
「不登校になったことないくせに」
「不登校の気持ちなんて知らないくせに」
「この塾だけは入塾するもんか!」
 
 
 
 
って思って、
いろんな塾を探した。


でも、他塾の先生たちは、
「学力のない私に膨大なテキストを突きつけてきた。
基礎がないとか、家で何やっていたんだとか、
そんな目で見られて勉強なんかしたくない」まだ、不登校が珍しい時代だった。
 
 
 
 
なんだかんだで、
彼女は、たくさんの学習塾の扉を叩いて
最終的に私のところに戻ってきた。



彼女は、
最終的にカナダに留学した。
留学がまだ簡単な時代じゃなかったら家族は猛反対したけど、彼女は、日本と両親と不登校から旅立った。そして、オーロラの写真をガラケーにもらった時は涙が出た。
 
 
 
 時代は流れ、






 
「うちの子、不登校なんです」
「学校へ行ってなくて」
「もう、このままですよね」
って話すお母さんが大勢いる。





その度に、
 
 
 
 
 
「カナダに留学した生徒もいますし、
芸能界に入った生徒もいます」
って言うと、
 
 
 
 
 
「うちの子は、そんなタイプじゃありません」
「うちの子は無理です」




って言われる。
 
 
 
 
 
子どもの「不登校」を使って
お母さんの中にある
「こうあるべき」


「常識じゃない」
「こんなはずじゃない」
「夫婦と離婚の危機だ」
って何かが反応してるだけ。



「不登校」が悪くて
「通学」している子どもがいい。
 
 
 
 
 
って思っているだけ。
 
 
 
 
 
進学校へ進むのが本当にいいのか?
学校に行けることが
そんなに素晴らしいことなのか?
勉強さえ出来てればいいのか?
不登校には進学の道はないのか?
 


 こうやって考えると、
不登校を問題にしているのは
「不登校は問題である」
って思っている人だけ。
 
 
 
 
不登校の子どもでも、
学校へ通学している子どもでも、
自分の人生は自分で決める。
ただ、それだけ。
 
 




 
それを
「うちの子の将来はない!」
って、子どもに失礼なことを
思っているお母さんがいるだけ。
 
 
 
 
 
「不登校は協調性がない」とか
「コミュニケーション」が取れないとか
「非行に走る」とか
「生活習慣が乱れるから学力が低い」とか
なんだそれ?
そんな言葉を信じている大人が変です。
 
 
 
 
 
 
子どもたちが
生きていて
笑っていたら
それで十分じゃないんでしょうか?
 

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このコラムを書いた人

東京都錦糸町駅・亀戸駅の個別指導塾S.S.ゼミナール塾長 渡邉 摩莉子

経歴・資格

  • 中央大学法学部
  • 東京都江東区で個別学習塾を1999年創業
  • 児童心理カウンセラー
  • 進路アドバイザー
  • ナリ心理学®︎認定心理アドバイザー

メッセージ

S.S.ゼミナールでは、個別指導塾だからこそ、生徒一人ひとりに向き合うことを大切にしています。
大手塾や学校の授業では、どうしても生徒一人にかけられる時間は少ないため、最適な授業や学習を個別にカスタマイズして提供することはできず、授業についていけないストレスで不登校になってしまったり、塾を続けられないこともあります。
また、最近は「発達障害」や「学習障害」などの言葉も一般的に知られてきていますが、まだまだその分野の学習支援やサポートは足りていないのが現状で、学校にも家庭にも居場所を見つけられない子どもが多くいます。

S.S.ゼミナールではそういった発達障害をもつ子どもや不登校の子どもたちに「生きることの大切さ」を伝えていきたいと考えています。
発達障害だから、不登校だからと自分の人生をあきらめるのではなく、学校生活やその後の社会で生き抜いていくためにも、物事の考え方、コミュニケーション能力の向上、自己肯定感の構築など、将来に向けて必要な力を身につけてもらいたいと思います。
ただ知識や勉強法を伝えるのではなく、生徒たちが自らの可能性に気づき、それを活かして未来を切り拓いていけるよう、全力でサポートしてまいります。当個別指導塾のS.S.ゼミナールが発達障害や学習障害などの個性をもつ生徒たちにとっても安心できる場所であり、自分らしく輝ける場所であることを心から願っています。

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